T字路のTはティッシュだというメッセージなのか?

先日、はた迷惑なカップルがいたT字路を通りかかったところ、
今度は歩道の角に、ティッシュがちょこんと置いてあった。
白昼。
周囲に人影などは見当たらない。
それなのに、封は切られ、次の紙がつまみやすいように紙片をそっと差し出すという、ティッシュ独特の気遣いを見せている。
あきらかに打ち捨てられているのに、
責務を全うしようというその姿勢に健気さを超越した
ティッシュの、ティッシュとしての最期の意地
が、みなぎっていた。
ティッシュというものは、
置いてある場所によって雰囲気がガラリと変わるものだと思う。
客間にあればちょっとした心遣いであり、
ラーメン屋さんにあると頼もしい。
枕元にあると、どちらに転んでも淫靡だ。
…がしかし、T字路の角に置いてある(しかも使用中)というのは何を意味するものか。
道端に明らかに場違いなものが置いてあるとすればそれは…
…供養?
マジデ?
…T字路の謎は深まるばかりなのだった。
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