夜の稲光に大興奮

ただでさえ、カミナリというものは胸が躍るものですが、
夜のカミナリというものはまた格別といえる。
闇夜に不吉な亀裂を描く雷光。
一瞬、すべてをモノクロに染め果たす光の威力。
その直後に鼓膜を打ち付ける大轟音。
ただ事ならぬ天候に、
気分は高揚し、
「非日常への期待感」
というか、そういったものがむくむくともたげてくる。
発作的に花瓶を誰かの頭に炸裂させたり、
(炸裂させないけどね。)
発作的に衝撃の告白をしてみたり、
(しないけどね。)
発作的に悲壮な決意のひとつも固めたりしたくなる。
(固めないけどね。)
ありとあらゆる
「なんちゃって」
で遊ぶに、またとない夜と言える。
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